”性感染症”に感染したかも!?と不安を抱えた方必見!「郵送検査キッド」でこっそり検査が出来る!?
Contents
- 性感染症の患者のリアル
- もし「性感染症かも?」と思ったら
- 保健所と病院と郵送検査キッド、どれがいいの?
- 受診するとバレるの?
- 郵送検査キッドでの検査が便利!
- 自分に合った検査を選択し、カラダを大事に。
性感染症の患者のリアル
今回この記事を書くきっかけとなったのは、検査技師である筆者がクリニックの外来で働いていた時に知った事実をそのまま見過ごしてはおけないなと思ったからと、その助けになる情報を発信したいなと思ったからです。
筆者が働いていたクリニックは性感染症(STD)専門の医療機関ではないけれど、相談や検査に来る患者さんがまあまあそれなりにいました。「性感染症専門(泌尿器科)」と看板を掲げているクリニックにはどうどうと入って行きづらんだろうなと推測します・・・
そんな方々の採血検査をしながらお話を聞いていると
といった心配な意見を必ず皆さん口を揃えておっしゃっておりました。
これらの疑問についてまとめた記事となります。
そういった意見を聞き個人的な考えになりますが、かなり残念だなといいますか・・・
「妻や子供には迷惑かけたくないんです。」と話してますが「不特定多数の方と性行為での接触があったから」と受診しに来る方もいましたし、「陽性であった場合、今後家族にバレずに治療できますか?」という、家族であっても永久に隠し通して生活していこうとする方もいたり・・・。家族と一緒に生活していく環境の中で、感染させてしまいかねない非常に危険な考え方をしている印象を受けました。感染対策や性感染症に対する甘い考え方に対して「こんなんでいいのか!?」と感じました。
実は、保健所や自治体では無料で検査が出来るってご存知ですか?
郵送検査キッドでは保険記録に残らずに検査が行えるんですよ!
そういった情報がもっと前面に出てきてほしいなと感じます。
では、「性感染症に感染したかも!?」と思ったらどのように動けばいいのでしょうか、について解説していきます。
もし「性感染症かも?」と思ったら
流れは以下になります。
➀の補足
HIV検査においては、全国の保健所や自治体では無料・匿名で検査ができます。
自分の住んでいる場所以外の保健所でも検査が受けられます。
クラミジア、梅毒、淋菌感染症など他の感染症については保健所によって受けられるところと受けられないところがあります。 保健所によって検査日時、検査項目、検査方法が違います。 検査を希望する保健所への確認が必要です。
以下のページから希望する検査が受けられる保健所・自治体を調べてみてください。
HIV検査・相談マップ 〜HIV・エイズ(AIDS)・性感染症の検査・相談窓口情報サイト
保健所と病院と郵送検査キッド、どれがいいの?
※「匿名」というのは、データ(保険記録)として残らない検査となるので、後でバレることがありません。
保健所・自治体であれば
利点
・無料・匿名で検査が行える
欠点
・病気の種類や検査の時間が限られているので、予め調べないといけない。
・検査結果が陽性だった場合、治療のために医療機関に改めて受診する必要がある
・時間に拘束される
病院であれば
利点
・検査結果が陽性だった場合、すぐに治療が始められる。
欠点
・検査費用がかかる
・匿名でないので履歴が残る
・時間に拘束される
★具体的な症状がある時には病院がおすすめです
郵送検査キッドであれば
利点
・いつでもどこでも検査が出来る
・匿名で検査が行える
・時間に縛られない
欠点
・検査結果が陽性だった場合、治療のために医療機関に改めて受診する必要がある。
・検査費用がかかる
受診するとバレるの?
病院に罹って保険で受診すると履歴が残りますが、全額自己負担で受診するか、保健所・自治体、郵送検査キッドで検査を行えば匿名で行えるので、バレることは無いですよ。
クリニックによっては、
「検査のみであれば匿名で受ける事が可能」という所もあります。
郵送検査キッドでの検査が便利!
を踏まえて、安心して検査が行えます。
筆者が患者さんから聞かれ続けた、「家族や会社に保険記録を診られてしまいますか?」という事に関しての心配も、郵送検査キッドなら問題ありません。忙しい人や対面が苦手な人には大変便利かと思います!
一方で医療従事者による説明・カウンセリングを受けたいという方は、保険記録には残りますが保健所・病院を選択しましょう。
自分に合った検査を選択し、カラダを大事に。
正しい知識を身につけて病気にかからない、かかったとしても早期発見・早期治療し体に後遺症を残さないようにしましょう。もしも治療のタイミングを逃すと、不妊症など、一生後悔する結果にもなりかねませんから、早い時期に適切な治療を受けるようにしましょうね!自分のカラダを大事にするためにも、パートナーのカラダを守るためにも十分な検査・治療をお受けになっていただきたいと願っています。